はじめに
3月にオーダーしていたTokyo Foot Tailorのベルジャンシューズが上がってきたのでご紹介します!!オーダーという響きだけでドキがムネムネします(古い)
Tokyo Foot Tailorとは?
東京・浅草の老舗シューメーカー3社のノウハウを集結し2021年にスタートしたブランドです。最大の特徴は、かなり手頃な価格でフィッティングを軸にして革靴をカスタムオーダーできるところです。
ちなみに浅草は我が家から徒歩30分ほどで行けるのですが、GWの真夜中に散歩に行ったときは隅田川からの風がめちゃめちゃ気持ちよかったですね。途中の蔵前あたりに雰囲気の良いカフェやレストランがたくさんあるので今度行きたいなと思いました。
《こんな人におすすめ!》
- 普段靴のサイズで悩む
- 足に合う既製品がない
- 自分の好きなカラーリングの靴が欲しい
フィッティング
日本人に合う木型であることはもちろん、サイジングが魅力で、
長さ:24〜28cm(9種)
幅:C, D, E, 2E, 3E(5種)
の9×5=45サイズの中から自分に合うものを丁寧にフィッティングしてくれます。足を入れて3D計測する機械もあり、細かなサイズまでわかるのですごかったです…!!
私は3月に虎ノ門ヒルズで行われたポップアップにてオーダーしたのですが、サンプルゲージが全サイズで揃っており、しっかりとフィットしたものを選ぶことができます。次回は秋にまたどこかでポップアップを行うようです。
モデル
モデルは紐靴で3種類、スリッポンで4種類の合計7種類だったかと思います。ダブルモンクのスリッポンとかなかなか珍しいので少し気になりましたね。
紐靴
スリッポン
- タッセルローファー (税込43,450円〜)
- コインローファー (税込42,350円〜)
- ダブルモンクローファー (税込43,450円〜)
- ベルジャン (税込42,350円〜)
革
革にも非常にこだわりを感じます。スエードについては、トップタンナーであるCharles.F.Steadが選べますし、スムースと型押しについてはAnnonayを選ぶことができます。ローファーについては素材の切り替えも可能です。
価格については一番安価な国産カーフを基準にすると、Charle.F.Steadのスエードは+約5,000円、Annonayは+約10,000円、ローファーの素材の切り替えは一律8,800円かかります。
- 国産CALF
- Charles.F.Stead スエード(+約5,000円)
- Annonay スムースレザー(+約10,000円)
- Annonay 型押しレザー(+約10,000円)
製法
製法はグッドイヤーでもマッケイでもセメントでもない特殊な技法を使っているようで、返りの悪い硬い履き心地を改善したとのことでした。ソールの交換も1回までなら可能とのことです。スニーカー慣れしている人向けの革靴と言って良いでしょう。
ちなみに+3,300円でVibramのハーフラバーも貼れるので、個人的にはハーフラバーを貼って、ハーフラバーとヒール部分のみの交換で半永久的に使えるようにするのがおすすめです。
オーダー
私はオーダーとしては珍しいベルジャンシューズを選びました。
革の色は特に悩まず黒に決定。なぜなら、まいちょっきに買ってあげたポルペッタのタッセル付きベルジャンシューズが黒だったからです笑。買ってあげると自分も欲しくなるという…お金が貯まりません笑。それにしてもまいちょっきはどれだけ私から搾取するのでしょうか。。。
革の種類は非常に悩んだのですが、①カジュアルに履きたいけど、②マイルド感を出しすぎないようにしたいという2点を軸に、Annonayの型押しをベースに、タンの部分にCharles.F.Steadのスエードを乗せました。
全体をスエードにすると少しシャープさに欠けるので、型押しレザーをベースにすることで、シャープさを残しながら程よくカジュアルな感じになるかな、と想像しながらオーダーしました。この、いろいろ想像しながら作る感じがめちゃ楽しいですよね。
完成!!!
大正解でした!!!シャープさとカジュアルさのバランスが絶妙!!!
型押しなのに結構しっとりとした質感で気に入りました!!
ちなみに、作成の過程で革に小さな傷がついてしまったようで、作り直すため納期が少し遅れますとご丁寧に連絡をいただきました。海外のお靴は多少の傷や左右差があって”こんなの傷じゃねえ!”というスタンスで店頭に並べていたりするので、ここまで丁寧に検品してくれるのはうれしいですね。やはり日本のブランドだけあってこういった対応やモノづくりへの姿勢が非常に丁寧です。
さいごに
一日の大半を突っ込んでいる靴、そして人生の1/4~1/3を過ごすベッド。この2つは長く使うものだからこそ、履き心地や寝心地にこだわって選びたいですよね。
まずは己を知ることが重要で、意外とこれが抜けていることが多いように思います。私もブランドの名前に踊らされて自分に合わない靴を何足買ったことか。。。笑
そういう意味では、自分の足を知るいい機会だと思いますので、こういったイベントに足を運んでみていろいろ試してみると良いと思います。まぁ、足を靴に入れたら最後。お財布はもう言うことを聞かなくなっているんですけどね。笑
コーディネートも順次投稿していきます!